青梅慶友病院

 先月と今月、青梅慶友病院に出かけて来た。
中に入ると病院というより、ホテルのような雰囲気に心が落ち着く。職員の対応は患者さんのペースに合わせて、ゆったりとした時間が保たれている。豊かな時間空間を感じてしまう。
 病院が目指す医療が、「長生きよりも豊かな一日に貢献する医療」と謳っているのがわかる気がする。
ここに入院している患者さんから聞かせていただくお話も楽しく、遠い場所ではあるがつい足が向いてしまう。

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こんな「飲み処」どうですか

 知り合いの社会福祉士に教えて頂いた飲み処「さくら」の紹介です。
この店、実は介護用品のお店です。その場が、夜になると誰もが気軽に飲める飲み処に変身します。
ドリンクと乾き物のおつまみがあり、料理の持ち込みも若干の手数料で可能なようです。飲むだけで満足する方にはとてもお手軽ですね。
小田急線の豪徳寺から徒歩1分ととても便利な場所です。(りそな銀行前の角を曲がり突きあたり)
気軽に飲んで、語る場としてご活用いかがですか?
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大門塾のセミナー

 独立型社会福祉士の久保田会でお世話になった大門さんが塾長を務めるNPO法人PandA-Jのセミナーに参加した。昨年から始まった大門塾の活動報告を兼ねた、親と市民と支援者のための成年後見・権利擁護のセミナーである。200名を超える多くの参加者があり、勢いを感じる法人である。
 PandA-Jとは、Protection and Advocacy,Japan の略で障害者の権利をみんなで護る社会を目指した活動である。大門さんの塾では、後見制度の問題点と課題、後見の質や制度について考えて、知的障害者をはじめとする障害者が地域で生きるためには何が必要で、何がどのように変わらなければならないか、そのために何をしなければならないかを考えるそうです。そして、広い視野から障害者の抱えている問題を検証していく活動をすすめているとのことです。第三者だけでない、当事者の親や市民が関わった活動は、本質での支援が厳しく見つめられていて、専門職の目もその中で、負けじと生き生きと輝いていたのが印象的でした。仲間と立ち上げる法人後見に関わるNPOにとって大いに勉強になるセミナーでした。

ソーシャルワーカーとは何ぞや

 2月10日に社会福祉士地区会の定例会で松友了氏の話を聞く。
テーマは「障害者福祉の実践活動と現状」。
講師の松友氏の熱い話に引き込まれるように時間は過ぎていく。
松友さんの話は1日あっても話しきれない豊富な引き出しから、様々な話が途切れなく出てくる。世界を飛び回り、当事者の家族としてご活躍された障害者運動の語りは説得力があり、ソーシャルワーカーとは何ぞや、クライアントのために活動することだろと、社会福祉士にとって強く後押しされた時間であった。制度ありきで、本来の支援ができない仕組みを変革していくソーシャルアクションこそが大切なのに、社会福祉士会の力は小さいと改めて感じさせられました。
 今回の定例会では、初めて手話通訳をお願いした。実際に聴覚障害の方がお一人だが来てくださった。当たり前のように、誰もが参加できる会に少しは近づけたことが嬉しい。

東大和武蔵村山社会福祉士会定例会のお知らせ

 2月10日の今年度最後の定例会では、講師に松友了氏をお招きして、氏の長年に渡る、障害者福祉の実践活動のお話及び障害者制度改革として進められている「障害者総合福祉法」についての動向をご紹介頂きます。
社会福祉士のみならず、福祉専門職の方や、障害を持つご家族やNPO団体で活動される皆様へ勇気と情熱をもらえるお話になると思います。
お忙しいとは思いますが、皆様お誘い合わせのうえご参加いただきますようお願い申し上げます。

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介護者のつどい東大和も参加します

 東大和市では介護予防チャレンジプロジェクトを起こして、介護予防の取り組みに力を入れています。2月4日(土)には、ハミングホールで「元気ゆうゆうライフin東大和」と題したイベントが開催されますが、「介護者のつどい東大和」も展示コーナーの一角で活動のご紹介をさせていただきます。
皆様どうぞご参加ください。

 2月4日(土)11:30~16:00(開場11:00)
ハミングホール大ホール(13:00~16:00)
  講演「膝痛、腰痛さようなら」
  歌の時間(一緒に歌いましょう)
  体操発表
  自主グループの活動発表
会議室(11:30~12:30):おたっしゃ21による身体の元気度測定
展示コーナー(11:30~16:00):自主グループの活動紹介

成年後見制度の3つの理念

 成年後見制度には3つの理念があります。
これらの理念に基づいて、後見人は本人に寄り添うことで、本人は自分の人生を、安心して送り続けられるように支援する制度です。

☆自己決定の尊重
 本人の自己決定を尊重し、「自分のことは自分で決める」が原則という考え方。ただし、本人のいいなりになると いう意味ではなく、生活歴、環境、本人の言葉などから総合的に判断するということです。どこまで、本人の意思を 取り入れるかは、本人の安全、保護の立場から難しい局面もあります。
☆残存能力の活用
 現在ある能力は最大限に引き出して、活用して生活するという考え方。残された能力を活かすことで自分らしい 生活につなげていくことに繋がります。
☆ノーマライゼーション
 認知症や、障害者ということに関係なく、特別扱いしないで、だれでも同じようにノーマルな生活をするという考え方。

この3つの理念は、成年後見人に関わらず大切にしていきたい考え方ですね。

川越巡り

 1月3日に正月の恒例になりつつある川越に出かけた。
川越の町並みには、江戸情緒が残り、正月の風景がよく似合う。お囃子が聞こえてきたり、獅子舞の姿を見たりしても、その光景が自然に溶け込んでいる。
 初詣の後、正月映画をスカラ座で観る。コメディタッチだが、少し涙の演出ありの映画である。人間、最後は食事と排泄が大事な事をつくづく感じてしまう。エンディングの「上を向いて歩こう」のメロディが良い。
 食事の後、帰りに旧山崎家別邸を見る。川越の老舗菓子店「亀屋」5代目の隠居所として、数寄屋造りで活躍した保岡勝也氏の設計により建てられ、川越の私的迎賓館と呼ばれていたそうである。
 洋館部分と和室棟が見事に溶け合うデザインがとても印象的である。
 正月3日はがあっという間に過ぎたが、携帯電話の万歩計は今年も順調に歩みだしている。ウォーキングに励み、健康に気をつけて良い年にしたいものだ。
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2012年今年もよろしくお願いします

 新しい年を迎えた。今年も我が家から多摩湖周囲道路を歩いて山口観音に初詣に出かける。
今年が良い年になりますようにと祈願する。ここはそれほど混雑するわけではなく、のんびりと初詣ができるので良い。おみくじを引き、甘酒を飲んでたき火にあたる。おみくじは中吉。なかなかである。おみくじに七福神の恵比寿様がついてくる。おだやかな正月がうれしい。今年もよろしくお願いします。

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被災地を見て

 短い時間ですが、遅ればせながら、岩手県の大震災の被災地に行ってきました。
宮古の病院で働いている社会福祉士の友人を励ますという目的で、社会福祉士の仲間と出かけました。短期間なので、現地で相談支援などもできるわけでなく、最初は行くことも迷いましたが、実際に被災地を見て、多くのことを実感することができ、来て良かったと思いました。
 津波による震災は本当に広域でした。数か所を廻って地域による震災規模の違い、対応の違いがあることも見て取れました。防災の町としても知られていた田老町の仮設住宅へ行き、オープンしたばかりのサポートセンターの職員と貴重なお話しもすることもできました。なんといっても、至る所に残るガレキの山を見て、復興は、並大抵のことではないとつくづく感じさせられました。
 おだやかで美しい青い海を眺めていると、あのような自然の恐ろしさをもたらすなんて想像できない美しい景色でした。
来て、見て、感じたことを何かで役立てられるように大切にしていきたいと思います。
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高齢者の散歩

 久しぶりの秋晴れの日曜日、我が家の愛犬と散歩に出かける。
日曜日なので、いつもよりだいぶ遅い時間の散歩。ざくざくと音をたてながら落ち葉の道をのんびり散歩である。歩きながら、グループホームのボランティアでの散歩を思い出す。外に出かけるのが大好きな男性は、杖をつきながら元気に歩く。杖で歩くのが、不安な方は、車いすで外出の利用者さんを乗せて、押しながら歩く。「この方が安心して歩けるから」と。皆さんが協力しながら散歩に出かける、とても良い光景です。
施設に入所しても毎日散歩したい方は多くいます。その要望に応えてくれる施設が増えることを期待したいですね。
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ムーおばさんと新聞

 ムーおばさんは新聞が大好きである。一面から最終面までこよなく愛している。
 「おーい 新聞をとってくれ!」 とおやじが叫ぶ。「あいよー」 とムーおばさんが新聞をとって渡す。
おやじは少し記事を眺めながらつぶやく。「最近、同じような事件が多くなってきたなあ。なんか見たような事件だなあ」とこぼす。ムーおばさんも相槌を入れる。「そーねー」
おやじが新聞の日付欄をけげんそうに見ながら聞く。「おい、今日は土曜日だよな?」少し物忘れが出てきたおやじは自信がなさそうである。「そーねー」 ムーおばさんも自信なさそうに答える。
 「おい、この新聞古くないか?今日は12月3日だぞ。なんだ、この新聞11月28日だぞ!」「あら、そうですか」
 実は、ムーおばさんは、新聞の記事にはあまり興味がない。好物は新聞紙である。そー、ようするにいつの新聞でもよいのだ。利用するのは新聞紙であるから・・・・
 歳を重ねてくるとともに、眼が見えなくなってくる。細かい字は特に・・・ そして、高齢者のひとり暮らしや、高齢者世帯では、ほとんど読まない新聞の古紙回収に出すことが大変になるのだ。こんなときこそ、地域の支えあいが大事になるのですね。

懐かしいジャズ喫茶

 部屋の片づけをしていたら、ジャズ喫茶のマッチがでてきた。
昔、大学生の頃によく通った吉祥寺の「メグ」のである。デザインが新しいので、昔のものではなく、10年ほど前に
吉祥寺をぶらついたときに手に入れたマッチのようである。当時のジャズ喫茶は、コーヒー一杯でジャズのレコードをただ黙々と聴くという感じで、おしゃべりはできる雰囲気ではなかった。当時はそれがかっこよかったのである。吉祥寺のしにせのジャズ喫茶にはファンキーがあり、メグとはしごをしたこともあった。懐かしい時代である。
 学生でお金が無かったはずだが、たまに、生のライブを行うジャズ喫茶にも出かけた。当時は、新宿のピットイン、タロー、御茶ノ水にナルなどがあった。いつか自分でジャズ喫茶をとの夢は叶っていないが、今でもジャズは大好きである。
 写真は、メグのマッチと、アルトサックス奏者、Eric Dolphyの遺作「LAST DATE」である。
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人生、ここにあり!

 よい映画をセレクトしてくれる川越のスカラ座で久しぶりに映画を観る。
精神障害者が自分たちのできることで自立した仕事を考え、社会で暮らしていくという、イタリアで実際にあった取り組みをテーマとした話題作品である。精神障害の専門家でないから、改革に取り組める前向きな対応と、やはり専門的な知識も大切というメッセージを、喜怒哀楽に織り交ぜたストーリーで展開していく。
 人生、何が起きるかは本当にわからない。それなら、自分で道を切り開こう、その時を大切に・・・
まさに、「人生、ここにあり!」の気持ちで・・・
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介護者のつどいでランチ会

 日差しが暖かな秋の一日、介護者のつどい東大和で、ランチ会を開催しました。
当日は13名の皆様に参加いただき、郷土博物館から雑木林を抜ける小道を散策した後、鳥山でお昼のランチを一緒におしゃべりをしながらいただきました。鳥山の周りのもみじは、見事な紅葉で色鮮やかな景色を作り出していました。
 この辺りは、少し、脇道に入れば、武蔵野の面影を色濃く残し、心豊かな自然を存分に楽しめる空間です。
いつもの介護から離れて、おいしい空気の中で、心知れた仲間と、のんびり語りながら過ごす時間。
 こんな時間を共有できることに感謝です。皆様、ありがとうございました。
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子ども家庭支援センターからの発信

 子ども家庭支援センターの職員からお話を聞く機会が続く。
子ども家庭支援センターとは、18歳未満の子どもと家庭の問題に関するあらゆる相談に応じる総合窓口として地域の関係機関と連携をとりつつ、子どもと家庭に関する総合的な支援を行うことを目的に平成7年度から始まった東京都独自の制度である。
 虐待の通報を受けた場合は、48時間以内に関係機関、近隣住民の協力を得ながら子どもの安全確認を行なうことを基本とするとされています。
 私の場合、日頃は高齢者との関わりがほとんどであるが、今回、子どもについての相談、支援の話を聞き、これから成長過程である子どもの支援は、より繊細な対応が必要であることを痛感する。何となくは、わかっていたつもりであるが、実際に支援している方の話を伺うと、頭の中が整理される。
 親の影響を強く受けながら育つ子どもたち、親の環境をケアし、精神的にも安定した状況を支援していくことも大切。
 「児童のときに荒れていた子が、成人して、私に声をかけてくれるんです。」
大変な役割をされている主任児童委員の方がうれしそうに話された言葉が印象に残りました。
高齢者にも、子どもにもやさしい地域になることを願いながら、まずは、自然な声掛け、あいさつから心がけたいと思います。

 

地域で子どもを支えるために

 来る11月19日(土)に武蔵村山市立緑が丘ふれあいセンターで「地域で子どもを支えるために」のテーマで子ども家庭支援センターの職員に講演をしていただきます。現場で活動している主任児童委員の方からも生の声を聞くことができます。現在の子どもたちの現状と、地域住民が子どもと関わるときの気づきや見守りに関する取り組みを知り、地域が子どもを支えていきませんか。
主催は、東大和武蔵村山社会福祉士会です。
皆様、お誘いあわせの上、直接会場にお越しください。

 日時:11月19日(土)13:30~15:00
               (開場:13:15)
 会場:武蔵村山市立緑が丘ふれあいセンター 多目的室

  ※ 入場無料です。直接会場にお越しください。
 

ムーおばさんが悩む?

 すっかりご無沙汰のムーおばさんの悩みごとです。
何だろう? さて、これは? 困った????
薄汚れた本を見ながら、何かを悩んでいることは間違いない。「おい、どうしたんだ」とおやじが言う。横から除くと、薄汚れた本かと思ったのは、毎日使っている手帳の予定表のようである。明日、10時半に予定が書いてあるんだけど・・・   おやじは思う。珍しい、きちんとしているではないか。何か大変な予定で悩んでいるんだなと考える。
ムーおばさんが、一声うなる。「うーんわからない? 内容が? 時間しか書いてないんだから?」 
どうやら、予定表には、時間だけ書いてあり、何をやるかは書いてないようである。
「いいじゃないか、時間がわかれば、大したもんだよ? 偉い!」 おやじが訳のわからないことをつぶやくと、やっと、ムーおばさんが語る。いつもの名せりふである。「まーいいか・・・・」
 高齢になると、いろいろ物忘れが増えてきます。2階に行ったが、何しに来たか忘れたり、眼鏡を探していたら、自分がかけていたり・・・・
 それにしても、明日の10時半が楽しみである。

聞き書きの小田先生の話

 先日、聞き書きを教えていただいた小田先生とお話する機会があった。
白十字在宅ボランティアの会の「聞き書きボランティア養成講座」の懇親会に飛び入り参加したのだ。
小田先生の人をひきつける話に酔いながら、私もつい冗舌になり、楽しい時を過ごすことができた。
先生は、「聞き書きについては、私はプロだから、皆さんに教える。でもそれをどう活用していくかは皆さんのが詳しいから考えてください」と言う。自分の専門はこれだの自信と責任感ある重みのある言葉である。
 聞き書きの良さを、再確認する良い機会となり、前に学んだ言葉を思い出してみた。
「聞き書き」とは、語り手の話したいことを聞き、語り手の喋り言葉で書き、本に残すこと。聞き書きは、愛情、感動を感じる心の作品である・・・・
 聞き書きは単に聞いた話を残すということではなく、聞き手も多くのことが学べる。そして、聞き手は試されているのだと・・・・

成年後見人とは

 ある地域包括支援センターからの事例報告でのこと。
弁護士の先生に後見人を依頼しましたが「私は忙しいから財産管理はできるが身上監護はできません」と言われましたと。それでも、そのまま後見人を頼み、身上監護は、本人と信頼関係がある程度できている、ケアマネや包括支援センターの職員が継続することにしましたとの報告がありました。何か、奇妙に感じませんか?
 この事例の詳細は分かりませんが、どうしてもこの弁護士に依頼しなければならない難しい財産管理や相続等の行為があるケースだとしても、身上監護もおろそかにできません。複数後見人を検討しましたとのことでしたが、経済的にそこまではできない方のケースですとの報告。これは、身上監護もできる後見人を必要と考えたことを意味します。「忙しいから身上監護はできません」と平気で言う弁護士にどうしても依頼しなければならない理由が何かあったのでしょうか? 
 弁護士さんで身上監護も合わせて考えてくださる人はいるはずです。忙しいからできませんとは、財産管理は片手間でもできると言ってる気がします。そんな、弁護士さんにご本人が頼みたいでしょうか?
 物事には、基本理念が必要です。その理念にあった戦略を検討すべきです。そして具体的な行動をしていく。
権利擁護からの成年後見の利用をテーマとした研修での事例としては、お粗末すぎる気がしました。残念!